「アジソン病」とは、「副腎皮質欠乏症」の事を言います。
「アジソン病」は、「アルドステロン」と「コルチゾール」の2種類か、もしくは片方のみが不足して発症します。
不足して発症するので、治療としては不足しているホルモンを薬で補います。
●アジソン病の為のお薬って?
不足しているホルモンによって、処方されるお薬が変わります。
「アルドステロン」が不足している場合には、「フロリネフ」が有名です。
「コルチゾール」が不足している場合には、「プレドニゾロン」が有名です。
他にも、「DOCP」や「コートリル」などが処方される場合があります。
中でも、アジソン病のお薬としては「フロリネフ」が一番有名です。
●フロリネフって、どんなお薬?
「フロリネフ」は、塩類代謝作用が強いお薬です。
その為、体内の塩分量を増やしてくれます。
体内の塩分量を増やすと、血圧が上がります。
「フロリネフ」は「アルドステロン」の作用が強くて、「コルチゾール」の作用が弱い傾向にあります。
その為、アルドステロン」が不足している場合には、主に「フロリネフ」が処方されます。
大型犬より小型犬に主に処方されるケースが、多いようです。
●フロリネフは、いつまで投薬するの?
「フロリネフ」は自分でホルモンが分泌出来るように治療するための投薬ではなく、あくまでも不足分のホルモンを補うためだけのお薬です。
その為症状が緩和されたからと言って、「フロリネフ」の投薬を中止することは出来ません。
「フロリネフ」の投薬を中止すれば、不足ホルモンが補われないので危険です。
「アジソン病」と診断されたら、生涯投薬が必要になります。
毎日適量を投与するので、飼い主さんには負担になることでしょう。
しかし「フロリネフ」などの不足ホルモンが補われるお薬を投薬することで、「アジソン病」が発病してからも、通常の生活が過ごせる犬が多いです。
●まとめ
「アジソン病」と診断されたら、「ストレス」に注意しましょう。
愛犬に「ストレス」がかかると、体内の糖質コルチコイドの要求量が増えてしまいます。
コルチコイドの要求量が増えると、コルチゾール不足になってしまいます。
この場合、処方されているお薬の量が増える可能性があります。
また「ストレス」を受けると、急性腎不全の可能性も大きくなります。
急性腎不全になると、急激に不足ホルモンが増えてしまいます。
最悪の場合、死亡につながる場合もありますので、「ストレス」のない生活を送れるように努力してあげてください。
「フロリネフ」は、個人輸入が可能で動物病院よりも、安価で購入出来ます。
《価格比較表》 | 他店価格 | ご案内価格 |
1本100錠 | 10000円~ | 4000円~ |
1日1~4錠の投薬を目安に使用し、1本100錠入りで4000円以下にて購入可能です。