「副腎皮質機能低下症」は、イギリスの医師「トーマス・アジソン」のより発見されたことから「アジソン病」と呼ばれることの多い病気です。
大変珍しい病気であることと、病気の症状が他の病気との区別が付きにくいことで有名です。
「副腎皮質」の機能が低下することにより、起こる病気です。
●副腎皮質機能低下症の副腎って?
「副腎」とは、腎臓の手前にある小さな器官のことを言います。
左右の腎臓に、それぞれあります。
小さい器官で豆粒くらいの大きさですが、生きていくために重要な役割をはたしているのです。
「副腎」は、皮質と髄質から出来ています。
それぞれに、数種類のホルモンと神経伝達物質を作って、分泌しています。
皮質からは、糖質コルチコイド、電解質コルチコイドが、髄質からはアドレナリンが分泌されています。
一般的に糖質コルチコイドのことを、ステロイドホルモンと言います。
アトピーの治療やリュウマチの治療で使う、あのステロイド剤も糖質コルチコイドのことです。
●副腎皮質機能低下症の副腎皮質って?
「副腎皮質」は、3層になっています。
外側から、「球状帯」・「束状帯」・「網状帯」の3層です。
それぞれに、異なったホルモンを作り、分泌しています。
これらのホルモンを、ステロイドホルモンと言います。
「副腎皮質機能低下症」では、このステロイドホルモンが作れなくなります。
その為「フロリネフ」を使用し、ステロイドホルモンを補います。
「副腎脂質」は、代謝機能に大きく関わりがあります。
その為、「副腎皮質機能低下症」の初期症状として「体温の低下」があります。
平熱が分からないと、体温の低下に気が付くのが遅れます。
日ごろから、愛犬の平熱を覚えておくことが大事ですね。
●副腎皮質機能低下症には、フロリネフ?
「フロリネフ」は、アルドステロンの作用が強いお薬です。
アルドステロンが不足する場合に、主に使用されます。
「副腎皮質機能低下症」と診断されたときに処方されますが、主に小型犬に処方されます。
体内で作れない為に不足してしまうホルモンを補う為に、毎日「フロリネフ」を飲ませる必要があります。
体重や体調、病気の進行状況により処方される「フロリネフ」の量が変わります。
現在の所、完治する治療法はなく、「フロリネフ」のような不足する分を補う方法での治療方法になりますので、生涯投薬が必要になります。
「フロリネフ」は、動物病院で処方されるお薬です。
ですが、同じ「フロリネフ」が個人輸入でも購入出来ます。
日本の動物病院で購入するより、安価で購入出来ます。
愛犬が「副腎皮質機能低下症」と診断され、生涯「フロリネフ」を投薬しなければならないとなった時。
一度、個人輸入での「フロリネフ」の購入も視野に入れられては如何ですか?
「フロリネフ」は、個人輸入が可能で動物病院よりも、安価で購入出来ます。
《価格比較表》 | 他店価格 | ご案内価格 |
1本100錠 | 10000円~ | 4000円~ |
1日1~4錠の投薬を目安に使用し、1本100錠入りで4000円以下にて購入可能です。